私たちはもともと体を正常に保つための機能、恒常性維持機能(ホメオスタシス)という、とても心強い機能を備えて生まれています。つまり、その機能を正常に働かせる環境を体の中に作ってあげればいい。その鍵を握るのが免疫力の70%を握っているといわれる腸です。健康を保っていくためには私たちと共生している腸の中の菌を育てていくことが重要です。
酵素とは、人間の生命活動にとってなくてはならないものです。
心臓を動かすなどの生きるためのエネルギーを作り出すことも酵素がないとできないため、体内の酵素がなくなった時が寿命と言うことができます。
私たちの体内では二種類の酵素が作られます。
消化酵素とは、唾液(アミラーゼ)、胃液(リパーゼ)など食べ物を消化するための酵素です。
代謝酵素とは、心臓や筋肉を動かす、エネルギーを作って体温をあげる、細胞を新しく作る、栄養の吸収、排泄など様々な生命活動を担っている酵素です。
体内の潜在酵素は、20歳になるまでに一生涯のうちの90%が使われてしまうと言われています。
ここに、年齢を重ねるごとにシミが消えにくくなったり、便通が悪くなったり、胃もたれするようになる原因が隠されています。
そのままだとどんどん減っていくばかりの潜在酵素。
この問題はどうしたら解決できるのか?
そのキーポイントは「腸」にあります。
なぜなら潜在酵素は腸内で作られるからです。
実は腸内の環境を良くすることで、酵素を新たに作り出すことが可能になるのです。
私たちの遺伝子の数は実はラットよりも少ないということを知っていますか?
なのになぜここまで複雑な機能を備えているのか。その答えは、私たちの身体にいる菌の数にあります。
私たちの身体にはなんと1000兆個とも言われる菌が共生しています。
この菌たちのDNAや働きがあるからこそ私たちはこの複雑な生命活動を滞りなく行えているのです。
この菌こそが常在菌と言われるものであり、私たちの身体を守ってくれている免疫力そのものです。
私たちは産道を通るときにお母さんから自分を一生涯守ってくれる常在菌をもらいます。
さらに、その後はその土地の菌などを食事や遊びの中で体内に入れ2歳までにベースとなる常在菌が決まります。
この常在菌は腸に70%が分布しており、免疫力は腸が70%と言われるのはそのためです。
常在菌とどう付き合って行くかが、私たちの健康を大きく左右しています。
「人の体内には100人の名医がいる」(ヒポクラテス)
私たちの身体は、恒常性維持機能(ホメオスタシス)という優れた自然治癒力を持っており、多少のことがあっても元の健康的な身体に戻るよう設計されています。
では、なぜ病気になったり、不健康な状態が続いてしまうのでしょうか?
今を遡ること100年前のフランスにルネ・カントンという生理学者がいました。
カントンの考え方は、魚が病気になるのは、魚のいる水が汚れているからであって、その水がきれいになれば病気は改善するという考え方です。
人間の身体の70%は水分(体液)であり、この絵を置き換えると水槽の水は人間の体液、魚は細胞に当たります。
つまり、細胞を汚す体液の毒が消えれば病気に治るという考え方です。
カントンは全ての病気の原因は、人の血液や体液の汚れであるとの説を唱え、血液のかわりに新鮮な海水を注入することにより、300万にも及ぶ患者を治療させました。
私たちの現代社会の中には、この体液を汚す農薬や添加物をはじめとした化学物質や重金属が溢れかえり、日常生活の中でそれらを入れ続けることで体液を汚してしまっているのです。
ここで、あなたの生活に目を向けてみてください。
食べ物やシャンプーなどの生活用品から、化学物質や重金属で体内の水を汚してしまってはいないでしょうか?
汚れた体液の中では細胞は本来の働きをしづらくなり、自然治癒力というシステムも正常に機能しません。
この汚れた体内をキレイにしていくメカニズムと方法を学ぶのが酵素教室です。
今の世の中には、自分の体を悪くしてしまうものがあふれています。あなたも、農薬、添加物などの食事に対する不安、シャンプー、洗剤、消毒液などの日常生活にあふれる化学薬品に対する不安など、この先の未来に大きな不安を抱えているのではないでしょうか?
実際に日本では様々な影響によって病気になる人が増えていますが、世の中にあふれる有害なモノを完全に防ぐことは困難です。
しかし、方法はあります。
TENSAY酵素教室では体に農薬や化学物質などが入らないように出来る方法もお伝えしています。
アルカリ性と酸性にはそれぞれ特徴があります。
アルカリ性の特性として、ph11以上で農薬、添加物を始めとした化学物質を分解することができ、酸性の特性として、ph3以上で重金属をイオン化することができるというのが科学の定義となっています。
酵素教室では、海洋深層水から物理的に作ったアルカリイオン水を使って残留農薬を中和していきます。
他の洗浄液との一番の違いは、表面に残った農薬を落とすことができるだけではなく、根から吸い上げた中に入った農薬の影響もなくすことができるところにあります。
オレンジなどは実際に食べるのは中の部分なので、中の農薬が無害化されることが重要になります。
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